SAMPLE9944

最大行以降のデータを表示

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※Ver5のサンプルはご用意していません。

負荷を軽減する為に、検索最大行数を設定する事があります。例えば1000件までを検索可能としている際に、検索結果としては本当は1500件存在している場合、残りの500件は表示されません。 通常は検索条件で検索最大行数以内になるように調整してデータ表示を行いますが、 どうしてもその件数を超えてしまうような時に残りの件数を表示するためのサンプルです。 検索条件にデータ取得の開始行数をセットし、その行数から検索最大行数を取得します。 これにより、当条件をセットしない場合は最初の1000件を取得し、条件部に500とセットすれば500~1500の100件を取得します。

検索ボタンの左側に「<」「>」ボタンがあり、設定した最大行数の倍数で検索開始行を自動設定する事が出来ます。当機能は、機能設定→ボタン位置移動、機能設定→Client-side JavaScript、機能設定→他画面呼出→URL指定→Click時JavaScriptで実現しています。こちらのJavaScriptにも最大行数を設定します。

注意事項として、
・ソート順はSELECT式に直接埋め込んでいるので、ユーザ側での変更は出来ません。データベースの種類によっては上手く動作しない可能性があります。
・検索最大行数をSELECT式にLIMIT構文を埋め込んでいるため、最大行数を変更したい場合は、ブロック設定→詳細設定→「画面最大行数」の設定と、SELECT式の数値の両方を変更する必要があります。当デモはMySQLで動作しています。DBによって構文が異なりますのでお使いのDBに合わせて変更ください。
・検索条件をSELECT式のWHERE句にもバインド変数を利用して設定しておく必要があります。
・最大件数を超えている警告は出なくなります。出したい場合は、例えばブロック設定→詳細設定→「画面最大行数」の設定を1000とし、SELECT式にセットする最大行数を1001の様にすると警告が出ます。但し、全体のデータ件数が1500件あり、開始行数を500とした場合は500~1500の1000件を取得する為、警告は出ません。 設定は、アプリケーションタブ>ブロック設定>SELECT式から行っております。(バインド変数については、下記の関連マニュアル一覧をご確認ください。)


画面イメージ
・開始行数が未設定なので、ソート順の1行目から50行目までを取得しています。


・開始行数を150とセットしているため、ソート順の150行目から32件を取得しています。(全体の検索結果は182件)




関連マニュアル一覧